スティーブ・ジョブズのすごさを改めて考えてみた

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時間を作っては、マーケティングの本を読みあさるようになって2ヶ月たった@a_kikaです。
最初は日本語の本から読んでいたのですが、やはりマーケティングは、日本よりアメリカの方がはるかに上なので、そろそろ原書で読もうかと思っています。

スティーブ・ジョブズが亡くなってから、早いもので2年がたちます。
そして、先月からは映画『スティーブ・ジョブズ』が上映されています。
観たいと思いながらも、骨折やその2次災害(?)の左足の怪我で、まだ観に行かれていません。

没後2年。
スティーブ・ジョブズ人気はまだ衰えていませんね。
それはなぜなのか、ちょっと考えてみました。

よく、ジョブズを表す言葉に「プレゼン(プレゼンテーション)の神様」という言葉があります。
Appleファンの人なら、Appleが何かを発表する時に、日本時間の深夜であるにも関わらず、発表に見入っていると思います。
私もその一人です。

でも、スティーブ・ジョブズからティム・クックに替わり、すこーしプレゼンも変わってきたと思います。
ティム・クックもプレゼンがうまいと思います。
記憶に新しいところでは、Mavericksの発表をした時ですね。
MavericksをFreeと言った後に、iWorksの紹介をした時、価格が表示されました。そしてその後、「Free」と言ったのです。
その価格はマイクロソフトオフィスの価格だったと思うのですが、それを印象づけさせた後に「Free」という言葉。
消費者はFreeという言葉には反応が大きいものですが、その前に数百ドルという価格を打ち出したことで、Freeという言葉をより際立たせ、印象つけさせたのです。
これはプレゼンとしては十分魅力的だと思います。
さすがジョブズの後任だけあるなぁ、と思ったのですが、Appleの発表がティム・クックになってから何か自分の中で寂しさに似た感じがあるなぁ、と思っていたのですが、それはジョブズのプレゼンの時のようなワクワク感と意表を突かれることがなくなったことだと気づきました。
ジョブズのプレゼンは、能力としてだけでなく、他の誰もが思いつかないようなしかけや見せ方をしてきました。
そして、それは驚きとともに、商品をより魅力的に見せる手法だったんですよね。
古いところでは、2002年のMac OS9の葬儀と言った演出。
そして、iPhoneの時も、世の中はスマホなんてなかったのでびっくりしました。
MacBook Airの時は封筒の中から出したのがとても印象的でした。
そんな発想をできたのは、まさしくジョブズだからでしょう。

また、ジョブズの名言のひとつに、
「製品をデザインするのはとても難しい。
多くの場合、人は形にして見せてもらうまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」
という言葉があります。
もうひとつ
「消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。
 完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう」
と言う言葉。
この2つはまさにマーケティングなんですよね。
自分がマーケティングを学ぶようになって、この言葉の重さに気づきました。
マーケティングを学ぶ前から、「すごいなぁ」と感心していたけれど、そんな感心レベルではないんだな、と。
まさしく、マーケティングの基本なんじゃないか、とさえ思いました。

ジョブズは学ぶマーケティングより、感性やインスピレーションの方がすごいと後に言いましたが、それはマーケティングを学ぶ必要がない、と言うわけではなく、マーケティングを学んだ後に、それを超えた言葉なんですよね。

そんなジョブズが率いていたAppleだから、いまもそのマーケティング戦略は生きています。
だから、きっと私たちはAppleから離れられない。
ジョブズはプレゼンで私たちを驚かせるだけでなく、魔法をかけたのですよね。
「Appleはすごい」って。
そして、それだけでなくAppleという企業のマーケティングでファンを逃さないようにしました。
ジョブズはプレゼンで気を引き、そしてその後でAppleのファンフォローでファンを逃さないようにした。
ファンフォローは人気のある企業ではやっていることだけれど、Appleはジョブズのかけた魔法があったから、それをなお有効にさせたんですよね。
そして、ジョブズがかけた魔法に私たちはまだかかったままなんだ、と思いました。
(少なくとも、ジョブズが生きている時からのユーザーは)

瀕死のAppleを救ったのは、ジョブズの天才さがあったのは言うまでもありません。
また、ジョブズの完璧主義もあったと思います。
けれど、そこにマーケティング手法が有効に働かなかったら、ここまではならなかった。

ジョブズがすごいのは、

  • 発想力
  • 洞察力
  • 完璧主義
  • プレゼン力
  • マーケティング

のすべてだと思います。

どれかひとつが欠けても、今のAppleにはならなかった。
まさにジョブズは偉大なる努力家であり、また偉大なる天才であり、偉大なる経営者だったんだと思います。

自分がマーケティングする立場になった今、改めてジョブズの偉大さに気づかされました。
そして、「どうやっていこう」と考える時、ジョブズだったら…と考えている自分がいます。
もちろん、まだまだ学びはじめたばかりなので、全然なのですけれど…

ジョブズがマーケティングを語ったら、それはきっとすごかったんだろうな、と思います。

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